漢字

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字源

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  • 会意OC/*nˤim-s/)。「(「」の顛倒形)」+「」。心に向かって問いかける形で、本義は「念ずる」。[字源 1]
    • 甲骨文字や早期金文では「亼」に従うが、後期金文で「」に訛変した。
    • 説文解字』では「今」声の形声文字とあるが、「今/*[k]r[ə]m/」と声が合わない。
甲骨文字 金文 金文 金文 簡帛文字 小篆 流伝の古文字
西周 春秋時代 戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

<参考文献>

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  1. 張富海《利用諧聲構擬上古音應該注意的幾個問題》

意義

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  1. おもう
  2. 留める
  3. (漢数字「廿」の大字はた二十
  4. (仏教) 記憶作用対象亡失しないのはたらき。五位七十五法ごいしちじゅうごほう心所法しんじょほうのうち、大地法だいじほうのひとつ(ウィキペディア「五位」も参照)。

日本語

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中国語

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*

動詞

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  1. (声に出して)
  2. なつかしく思う。

数詞

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  1. (大字)二十

人名

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  1. 中国人ののひとつ。

熟語

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朝鮮語

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ベトナム語

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文字情報

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U+5FF5, &#24565;
CJK 統合漢字-5FF5

[U+5FF4]
CJK統合漢字
[U+5FF6]
U+F9A3, &#63907;
CJK 互換漢字-F9A3

[U+F9A2]
CJK互換漢字
[U+F9A4]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x5237
漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 378ページ, 21文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 10390
新潮日本語漢字辞典 (2008) 3439
角川大字源 (1992) 2773
講談社新大字典 (1993) 4767
大漢語林 (1992) 3304
三星漢韓大辞典 (1988) 706ページ, 21文字目
漢語大字典 (1986-1989) 4巻, 2274ページ, 4文字目