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成句

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涅槃 寂静(ねはんじゃくじょう)

  1. 仏教の基本的・哲学的な主張を表わす成句の一つで、「煩悩の炎の吹き消されたさとりの境地(ニルヴァーナ:涅槃)は心が安らかに落ちついた(至福の)状態である」という意味。仏教が目標とする救済のありようを、個人精神)についての観点からやや文学的に述べたもの。→涅槃
    • 涅槃寂静は三法印または四法印の一つ。
      古代インドにおいて伝統宗教であるバラモン教でも、さとり(悟)(wp)や涅槃について独自の思想・主張が展開されていた。涅槃寂静という語句にも、それらに対するアンチテーゼとしての、より明確な意味があったと考えられる。

発音(?)

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ネ↗ハンジャ↘クジョー
ネ↗ハン ジャ↗クジョー

関連語

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[語義1]