臨 池(りんち)
- 習字。手習い。書道。
- 「臨池学書」より。
- 後漢の書家張芝が、家の池に臨んで書を熱心に学んで、池が墨で黒くなったと言う『後漢書・張芝伝』の記事「尤好草書、學崔杜之法、家之衣帛、必書而後練。臨池學書、水爲之黑。」より。
- 王羲之もこれに倣ったとされる。「王羲之嘗慕帳芝、臨池學書、池水盡黑。」(曾鞏『墨池記』)。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
臨池しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
臨池せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
臨池される |
未然形 + れる
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丁寧 |
臨池します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
臨池した |
連用形 + た
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言い切り |
臨池する |
終止形のみ
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名詞化 |
臨池すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
臨池すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
臨池しろ 臨池せよ |
命令形のみ
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