踏 破（とうは）
- 長い道のりや広い土地、山岳などを歩き通すこと。
- 山岳美に恵まれた日本に生れながら、しかも子供の時より国境の山々を憧憬したものを。なぜ足の達者なうちに踏破を試みなかったか、ここにも無性が祟っている。（小川未明「春風遍し」）
- そういう秘伝を知っている者は支那の道教の信仰者か西域地方を踏破した人か、どっちかに限られている筈です。（国枝史郎「沙漠の古都」）
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
| 意味 |
語形 |
結合
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| 否定 |
踏破しない |
未然形 + ない
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| 否定(古風) |
踏破せず |
未然形 + ず
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自発・受身
可能・尊敬 |
踏破される |
未然形 + れる
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| 丁寧 |
踏破します |
連用形 + ます
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| 過去・完了・状態 |
踏破した |
連用形 + た
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| 言い切り |
踏破する |
終止形のみ
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| 名詞化 |
踏破すること |
連体形 + こと
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| 仮定条件 |
踏破すれば |
仮定形 + ば
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| 命令 |
踏破しろ
踏破せよ |
命令形のみ
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