鑽仰 (さんぎょう)
- 聖人の徳を尊ぶこと。
- 『論語・子罕第九』の以下の句より。
- 顏淵喟然歎曰、仰之彌高、鑽之彌堅。
- (現代語訳)顔淵がため息をつきながら讃嘆していった「先生(孔子)の徳は高山のようなものだ。仰げば仰ぐほど高い。先生の信念は金石のようなものだ。鑚れば鑚るほど堅い。」(下村湖人『現代訳論語』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
鑽仰しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
鑽仰せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
鑽仰される |
未然形 + れる
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丁寧 |
鑽仰します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
鑽仰した |
連用形 + た
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言い切り |
鑽仰する |
終止形のみ
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名詞化 |
鑽仰すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
鑽仰すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
鑽仰しろ 鑽仰せよ |
命令形のみ
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鑽 仰 (zuànyǎng 簡体字:钻仰)
- 研鑽する、深く探求する。