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喟然
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目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
形容動詞
1.2.1
活用
2
脚注
日本語
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この単語の
漢字
喟
然
き
表外漢字
ぜん
第四学年
音読み
音読み
発音
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(
東京式
)
き
ぜん
[kìzéń]
(
平板型
– [0])
IPA
(
?
)
:
[kʲizẽ̞ɴ]
形容動詞
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喟
然
(
きぜん
)
溜め息
を
吐
(
つ
)
くさま。「
喟
」は溜め息を吐く声
[
1
]
。
喟然
嘆曰、「與人刃我、寧自刃」。乃自殺。(
司馬遷
『
史記
』
巻83
・魯仲連鄒陽列伝第23)
喟然
として嘆じて
曰く
、「人の
我
を刃せむ
与
(
よ
)
りは、
寧
(
むし
)
ろ
自刃
せむ」。
乃ち
自殺
す。
(
斉
の国に
居城
を攻められた
燕
の国の将軍は)溜め息を吐き、
嘆い
て
言っ
た。「
他者
の
刃に掛かる
くらいなら、いっそ自刃しよう」。そして自殺した。
嗚呼
是れ
健康
なる
思想
の
表彰
として賀す
べき
の
事
なりや、
抑
(
そもそ
)
も
亦
喟然
として歎ずべきの事なりや。(
山路愛山
『
凡神的唯心的傾向に就て
』)
彼
は
喟然
として
大息
して
いう
。(
夏目漱石
『
吾輩は猫である
』)
活用
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活用と結合例
喟然 形容動詞活用表
(
日本語の活用
)
タルト活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
仮定形
命令形
喟然
(無し)
と
(無し)
たる
(無し)
(無し)
各活用形の基礎的な結合例
意味
語形
結合
自動詞化
喟然とする
連用形 +
する
名詞化
喟然たること
連体形 +
こと
脚注
編集
↑
上田万年
、
松井簡治
『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面1094ページ、デジタル560ページ、全国書誌番号:
43022818
、国立国会図書館デジタルライブラリー pid
954645/560