2018年1月

編集

標記項目について、現在の定義は

「水手。その人が手を加えると、たとえ燃え盛っていた火でさえ勢いを失い、また、 火鉢や炬燵の炭火をも弱めてしまう習性を身に持つ人をいう。」

と記されておりますが、このような言葉は存在するのでしょうか。また、存在したとしてもWT:EPを満たす言葉なのでしょうか。

  • コトバンクで読めるデジタル大辞泉や大辞林 第三版での記述無し。[1]
  • 古い言葉の可能性を視野に入れて大日本国語辞典を確認しましたが記述無し。[2] コマ番号 439/739
  • グーグル検索で「水手」「みずて」「火鉢」「弱める」辺りを適当に組み合わせつつ検索してみましたが、当該定義での用例は確認できず。

正確性が立証できなければ項目自体の削除または除去が必要なわけですが、以下のように処置をどうするか少々悩ましい点があります。

当方の考えとしては、水手の読みのゆれの一つとして収容される可能性は残るものの、正規の辞書類で収容されていることが確認できないため、項目作成するほどの市民権を得た読みのゆれではないと判断し、削除が妥当と現時点では結論します。--Yapparina (トーク) 2018年1月8日 (月) 00:21 (UTC)[返信]

  対処正確性もさながら、フォームその他がウィクショナリーの基準を満たしていないので、一旦「テスト投稿」という事で、即時削除で対応したいと思います。--Mtodo (トーク) 2018年1月8日 (月) 01:13 (UTC)[返信]

ベトナム語で、「イタリア」を意味するとのこと。たしかに英語版等にそのような表記が見られますが、肝心のベトナム語版にそのような表記法(分綴記号を用いたもの)が見られず、ベトナム語版ウィキペディアの記事(vi:w:Ý)にもそのような表記は見られず、冒頭をみると、"Ý hay Italia (Italia IPA: /iˈtaːlja/ファイル:It-Italia.ogg), tên chính thức: Cộng hoà Ý (tiếng Ý: Repubblica italiana), tên cũ Ý Đại Lợi là một nước cộng hoà nghị viện nhất thể tại châu Âu."となっています。また、漢語をベトナム音読みしたものは各漢字を大文字化しますからÝ Đại Lợi意大利)と表記されますが、分綴記号を用いた表記ではありません。英語版はしばしば、根拠不明な編集をすることがあるので、これが、ベトナム語の正書法(のひとつ)であることの検証をお願いします。--Mtodo (トーク) 2018年1月14日 (日) 12:15 (UTC)[返信]

ベトナム政府ベトナム外務省ベトナム共産党共産党機関紙『ニャンザン』の各サイトなどにこの表記が見られます。--Ryota7906 (トーク) 2018年1月15日 (月) 11:56 (UTC)[返信]
こういう事情だそうです。
以下、太字は田原洋樹(立命館アジア太平洋大学准教授)『ベトナム語におけるフランス語のレガシィ』[3]より(下線は、Mtodo (トーク)付す)
75年以前のサイゴンでは英語と並んでフランス語があらゆる公共の場面で使用されていた。中等教育でのフランス語教育も盛んだった。サイゴンの中流階級や上流階級に属する人々は日常的にフランス語を話していたし、ベトナム語の会話にもフランス語の語彙を取り込んでいた。つまり、フランス語の語彙をそのまま使う、あるいはベトナム語の音韻に合わせて発音したフランス語起源語を会話に多用することは、自らのエスタブリッシュメントをさりげなくアピールする行為でもあったのだ。さらに、当時の言語状況をよく知る人物は「中流や上流でない人々も、そこへの憧れや、自分の育ちをよく見せるためにフランス語起源を会話に多用していた」ことを証言した。このあたりは、会話の中に矢鱈と英語を紛れ込ませて、自らをグローバルな人間だと誇示したがる今日の日本人にも通じる、人間の虚栄を思い出させる。したがって、フランス語起源語を意図的に多用した会話は、単に懐古主義だとか、老人のような話し方だ、という分析に留まらず、話者が自らを「社会の流行に敏感で洒落た、ちょっと違う」人間であることを匂わせ、時には「嫌味で、鼻持ちならない」人物であるとの印象をも与えたことを明記しておきたい。
この種の「ちょっと違う」感は表記にも表れている。ハイフンの使用である。現在、ベトナム本国で一般的な正書法では、外国語の多音節語を筆記する際に、音節間にハイフンを使用せず、スペースを空ける「分かち書き」をするか、あるいは英語の綴りをそのまま使用することが多い。しかし、旧南ベトナムでは、多音節の外来語は音節間をハイフンで結んでいた。
ということで、ベトナム語に通じている方がきちんと説明いただければ格別、この書法は、辞書見出しに採用するには不適当と考えます。--Mtodo (トーク) 2018年1月15日 (月) 12:59 (UTC)[返信]
"I-ta-li-a"はベトナム語版ウィキペディアではDanh sách quốc gia(国の一覧)、Simon & Garfunkel(サイモン&ガーファンクル)、Tuyên ngôn của Đảng Cộng sản(共産党宣言)、Liên hoan phim tài liệu châu Âu - Việt Nam(欧州ベトナムドキュメンタリー映画祭)で用いられています。また本文中ではありませんがThảo luận:Ý(「イタリア」のノートページ)で使っている利用者がいて、「I-ta-li-aはベトナム外務省による公式の国名表記だ」という主旨のことを書いています。Googleで「"I-ta-li-a" Việt Nam」で検索してもそれなりの数ヒットしますので、用例は十分にあると見ていいのではないでしょうか。--Ryota7906 (トーク) 2018年1月15日 (月) 16:37 (UTC)[返信]
Quy định tạm thời về viết hoa tên riêng trong sách giáo khoa (Ban hành kèm theo Quyết định số 07/2003/QĐ-BGDĐT ngày 13/3/2003 của Bộ trưởng Bộ Giáo dục và Đào tạo)[4](「教科書における固有名詞の大文字表記に関する暫定規則」2003年3月13日付教育相<教育・訓練部部長>決定第07/2003/QĐ-BGDĐT号に伴い公布)というのが見つかりました。ここから適宜抜粋すると
II. Cách viết tên riêng nước ngoài(外国の固有名詞の表記法)
1. Tên người, tên địa lí:(人名、地名)
1.2. Trường hợp phiên âm không qua âm Hán - Việt (phiên âm trực tiếp, viết sát theo cách đọc): Đối với mỗi bộ phận tạo thành tên riêng, viết hoa chữ cái đầu và có gạch nối giữa các âm tiết. (漢越音以外の転写の場合<直接表記、発音に合わせて表記>:固有名詞を構成する要素ごとに最初の文字を大文字表記し、音節の間にハイフンを入れる)
とあり、例として
Phơ-ri-đơ-rích Ăng-ghen, Vơ-la-đi-mia I-lích Lê-nin.
(フリードリヒ・エンゲルス、ヴラジーミル・イリイチ・レーニン)
Mát-xcơ-va, I-ta-li-a, An-giê-ri.
(モスクワ、イタリア、アルジェリア)
が挙がっています。これによりベトナムの教科書では I-ta-li-a 表記が用いられているものと推認されます。またリンク先後半にある VIẾT HOA TRONG VĂN BẢN HÀNH CHÍNH「行政文書における大文字表記」という2011年内務省公布の文書でも、I-ta-li-a の例こそ挙がっていないものの、同趣旨のことがらが記されています。--Ryota7906 (トーク) 2018年1月16日 (火) 15:37 (UTC)[返信]
ご教示ありがとうございました。
ベトナム語は理解できないので、英語等で確認したところ、
When did hyphenation decline in Vietnamese orthography?”なる記事中、"The hyphen in Vietnamese, as it is today, only used in dates, foreign names, and at times phone numbers. "との文言を発見。
また、en:w:Vietnamese alphabet中、"In the past, syllables in multisyllabic words were concatenated with hyphens, but this practice has died out, and hyphenation is now reserved for foreign borrowings."なる文章を発見。その他、fr:w:Vietnamien#Noms de lieux étrangers等も発見。
確認のため、ベトナム語のweb辞書を見ると、このように見出し語としても採用されているようなので(あ、でも、分綴法が違うことを今発見)、この記法自体は正書法にかなっている事を理解しました。--Mtodo (トーク) 2018年1月20日 (土) 02:50 (UTC)[返信]
  依頼者 Mtodo さん、正書法にかなっているということで、問題なく検証されたという結論で宜しいのでしょうか? --Kanjy (トーク) 2018年7月14日 (土) 13:11 (UTC)[返信]
表記法として、正確性を満たしているという結論でよいかと思われます。ただ、この表記は「この表記が正しい」のか「この表記でも正しい」のかが不明です。 ベトナム語で表記する場合「I-ta-li-a」と「Italia(例えば、ベトナム語版ウィキペディア地の文における表記)」のいずれを(又はいずれをも)見出し語にすべきかは決めておくべきかと思います。個人的には、分綴系は、非分綴記事中に「異表記」で記載し、リダイレクトで足りるとは考えます。--Mtodo (トーク) 2018年7月27日 (金) 03:47 (UTC)[返信]
  •   検証済 課題は残しつつも、正確性検証としては 《 削除不要 》 との結論で一旦終了しましょう。残った課題につきましては編集室もしくは当該記事のトークページで解決に向かえば幸いです。 --Kanjy (トーク) 2020年9月5日 (土) 02:25 (UTC)[返信]

et:w:Itaalia keel‎et:w:Rootsi keelを読むかぎり、地の文においては語頭は子文字表記です。正書法はいずれでしょうか。--Mtodo (トーク) 2018年1月14日 (日) 14:36 (UTC)[返信]

エストニア語の固有形容詞は文頭を除いて小文字始まりのようです。[5] p.18(pdfファイルとしては40ページ目) など。--Ryota7906 (トーク) 2018年5月5日 (土) 22:35 (UTC)[返信]
  依頼者 Mtodo さん、長期間放置されていますが、どうしましょう? 小文字表記が正しいものとして扱いますか? --Kanjy (トーク) 2018年7月14日 (土) 13:11 (UTC)[返信]
まず、正書法でないようですが、エストニア語習熟者の保証もないので、正確性検証できず「削除(移動は見送る)」でよろしいかと。--Mtodo (トーク) 2018年7月27日 (金) 03:47 (UTC)[返信]

2018年3月

編集

「"ちぢれけ"」でのウェブ検索結果が非常に少ない。大辞林、大辞典言海に採録なし。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年3月14日 (水) 02:37 (UTC)[返信]

デジタル大辞泉の「ちぢれげ」の語義説明中にあります[6]。--Ryota7906 (トーク) 2018年3月14日 (水) 14:25 (UTC)[返信]
調査ありがとうございます。非常に見つけやすいところを見逃していたようです。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年3月14日 (水) 22:12 (UTC)[返信]
依頼者Naggy Nagumoさん、これは、問題なく検証されたという結論で宜しいのでしょうか? --Kanjy (トーク) 2018年5月23日 (水) 13:38 (UTC)[返信]
ほったらかしですみません。私自身はこの用法は聞いたことはありませんが、存続でよいかと思います。もう少し待って異論がなければ検証済みとしてクローズしましょう。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年5月23日 (水) 14:05 (UTC)[返信]
森鴎外訳『ファウスト』の1805-1810行のところで、「ちぢれけ」とふりがながふってあるのが確認できます。--Ryota7906 (トーク) 2018年5月25日 (金) 10:45 (UTC)[返信]
Ryota7906さん、調査ありがとうございます。納得しました。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年5月25日 (金) 13:26 (UTC)[返信]
  検証済 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年6月10日 (日) 13:54 (UTC)[返信]

2018年5月

編集

標記の両語ですが、互いに反意語の関係にあるのか、「やっぱり」の語源は反語の意味の助詞の「やは」なのか、また「やばい」と関連があるという記載は正しいのか、「うんざり」の語源のうち「うさ」は「憂し」から来ているのではないか、「うんざり」の語義として「話者の期待・予測との不一致を表す。」というのはありえるのかなど、疑問が多々あります。多くは編集された方の独自研究の域を出ないのではないかとも思いますが、もし裏付けとなる文献等をご存じの方はご提示をお願いしたいところです。--Ryota7906 (トーク) 2018年5月5日 (土) 21:54 (UTC)[返信]

  • 「うんざり」の語義記載「話者の期待・予測との不一致」に近いことが書かれた辞書はあります。コトバンクの小学館デジタル大辞泉「うんざり」の語義2です。同じ小学館の「日本国語大辞典第二版第二巻」 ISBN 4-09-521002-8 には「うんざり」語義1「予想外のことにがっかりしたり、びっくりしたりするさま、あきれ驚くさまを表わす語」とあります。他の各点については私も典拠を見つけかねています。 --Kanjy (トーク) 2018年5月20日 (日) 08:22 (UTC)[返信]
    •   「うんざり」の語義記載「話者の期待・予測との不一致」について(関連して「やっぱり」の反意語であることについて)は検証されたものとして宜しいかと思いますが、いかがでしょう? それ以外は検証不能であったとして扱うべきかと思いますが、いかがでしょう? --Kanjy (トーク) 2018年7月14日 (土) 13:11 (UTC)[返信]
      • 「やっぱり」の語源の件ですが、日国には、「『やはり』の変化」とあり、「トーク:っ」中で引用した、浜田敦の論文「ハ行音の前の促音--P音の発生--」にも「やはり→やっぱり」とされています。「やはり」との関係を無視して語源を論じ得ないと考えます。--Mtodo (トーク) 2018年7月22日 (日) 15:16 (UTC)[返信]
        • 「うんざり」の「期待はずれ」という語義については了承しました。しかしそれが「やっぱり」の反意語であるかについては同意できないところがあります。例えば「その日もやっぱり暑くなった」という文を逆の意味になるよう書き換え「その日は意外にも暑くならなかった」という文を作り、この文の「意外にも」を「うんざり」で置き換えることができるかといえばできないでしょう。また、「作家がこんな文を書けばうんざりさせられる」という文を意味が逆になるように変えて「作家がこんな文を書けば納得させられる」としても、「納得」を「やっぱり」で置き換えることは困難です。「やっぱり」と「うんざり」は反意語として対等であるとは言いがたいように感じるのですが。
「やっぱり」は「やはり」の変化ということで、「やはり」を調べてみたのですが古語辞典には載っていませんでした。一方でコトバンクの「矢張り」には『史記抄』の用例がありました。『史記抄』は『史記』を室町中期の口語で注釈したものだそうで、この頃に用いられ始めた語だとすれば、古語における反語の意味の助詞の「やは」とは無関係の可能性が高いのではないかと思われます。--Ryota7906 (トーク) 2018年7月23日 (月) 05:37 (UTC)[返信]
Ryota7906さん、反意語についての異論は承りました。これら二語を反意語として挙げた典拠を見たわけではありません。これら両語は多くの辞書で副詞とされていますが、副詞として文修飾可能な「やっぱり」に対し「うんざり」は主にサ変名詞のように使われるという違いがあり、Ryota7906さん仰せのとおり強いて反意語として扱うべき理由はなさそうに思います。
さてRyota7906さん、この場は正確性検証、つまり現状の記述を支持する典拠を要求する場です。そろそろ正確性検証は終わりにして、未検証の記述は除去しませんか。語源の補充等については、この場より各語のトークページで議論するほうが相応しいかと。 --Kanjy (トーク) 2018年7月23日 (月) 13:46 (UTC)[返信]
分かりました。そのようにいたしましょう。ご調査・ご意見どうもありがとうございました。--Ryota7906 (トーク) 2018年7月23日 (月) 14:18 (UTC)[返信]
  検証不能 未検証の記述を除去し、独自研究的な語義記述を一部修正しました。この場は終了し、続きは各語のトークページでお願いいたします。 --Kanjy (トーク) 2018年8月3日 (金) 10:56 (UTC)[返信]

2018年7月

編集

根拠なしの記述などが理由で無期限ブロックされた英雄さんによる投稿。当該フレーズが辞書項目とするほど熟しているか検証願います。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年7月27日 (金) 00:49 (UTC)[返信]

  コメント「弦張り師」は、国語辞典系で一致するものはみられないものの、英和辞典(ランダムハウス、プログレッシブ、コンサイス、ウィズダム、研究社大英和)で「stringer」の訳語として採用、また、デジタル大辞泉でも「ストリンガー」の語義にも用いられている(というか出所はこのあたりなんでしょうね)ため、通用日本語と解しても問題ないかと。一方、「ガット張り師」なる語は、国語辞典系は勿論、英和辞典系の翻訳語としては、一切発見できませんでした。追放後ではありますが、こういうところが、彼が本プロジェクトに参加する適性がないことの証左(「でたらめ」を書く)ですね。--Mtodo (トーク) 2018年7月27日 (金) 03:21 (UTC)[返信]
  コメント「弦張り師」の定義で、「弦楽器やに弦を張る職人。」とありますが、参照したものでは「弦楽器の」とはありますが、「弓の」との記載のあるものはありません。そもそも、調律師も兼ねるであろう弦楽器の場合と異なり、射手が都度行えばいいだけの弓の場合に専門職能として成立するとは思えません(弓全体であれば、製作を含め弓師がいます)。これもでたらめっぽいですね。--Mtodo (トーク) 2018年7月27日 (金) 03:32 (UTC)[返信]
  コメント これらの語について、概ねMtodoさんの見解に同意します。「ガット張り師」はネット検索で僅かにヒットしますが個性的表現という感じであり、辞書に収録すべき語とは思えません。「弦張り師」についてはMtodoさん仰せの通り「弓」を削れば削除は免れるでしょう。弦楽器の弓には毛 (hair) を張ってもらう必要がありますが、弦張り師の出番はなさそうです。洋弓には stringer という用語がありますが、人ではなく道具を指します。 --Kanjy (トーク) 2018年8月11日 (土) 10:39 (UTC)[返信]
  •   上記の通り「ガット張り師」は検証不能として削除、「弦張り師」は語義から「弓」を除去して存続、という結論で宜しいでしょうか。 --Kanjy (トーク) 2020年7月24日 (金) 01:45 (UTC)[返信]
    (対処・削除)「ガット張り師」については、正確性を裏付ける証拠を示す主張がなされなかったため、正確性が立証できなかったものとして削除しました。「弦張り師」は存続とし、語義から「弓」を除去しました。--Mtodo (トーク) 2020年7月30日 (木) 01:27 (UTC)[返信]

2018年8月

編集

日本語・中国語ともにこのようなことばが存在するか検証願います。日本語については「月の出」はあるものの「月出」なるフレーズは大辞林、大辞泉、大辞典に無いようです。青空文庫にていくつか確認できたものの読み方がわかりません[7][8][9]。中国語についても汉典, 台灣教育部國語辭典に採録がありません。中国語についてWeblio日中・中日辞典のうちいくつか「月の出」の意として採録がありますが、本当でしょうか? --Naggy Nagumo (トーク) 2018年8月8日 (水) 01:31 (UTC)[返信]

  コメント 日本語には存在するようで、大辞林で語義に使われています。Yahoo!辞書 で「月出」および関連語を検索した結果:
  • 日本語の「本歴」 (コトバンク 大辞林 第三版) の語義の文中に「月出」が出現します。フリガナはなく「つきので」か「げっしゅつ」か「げつしゅつ」か……ここには読み方の確証はありません。日本語の「日出」 (コトバンク 大辞林 第三版) は「にっしゅつ」と読むとのこと。
  • 余談ですが日本の地名としては主に「つきで」と読むようです。『日本の地名がわかる事典』検索結果7件の地名を日本郵便の郵便番号検索で調べたところ、うち6件[10][11][12][13][14][15]で「月出 (町)」を「ツキデ (-マチ/チョウ)」と読み、1件[16]で「月出里」を「スダチ」と読むとのこと。
  • 中国語はYahoo!辞書になく、手許の小さな中国語辞書にも見当たりませんが、それ以外に見つけたものを記します: 台湾交通部中央気象局, w:zh:地出, w:zh:狩獵月, s:zh:詩經/月出
--Kanjy (トーク) 2018年8月11日 (土) 10:39 (UTC)[返信]
  コメント追加します。
  • 中国語
    小学館中日辞典の見出し語にはありませんが、weblio上には見出し語レベルで存在します。
  • 日本語
    単独の見出しではありませんが「デジタル大辞泉(→コトバンクgoo辞書)には、見出し語として「月出帯食月出帯蝕」があり、その読みは「ゲツシュツタイショク」、対義語は「月没帯食月没帯蝕(げつぼつたい-しょく)」となっています。ただ、これは言葉の構成として「月出帯+食」「月没帯+食」のようなので、「月出」「月没」が、造語成分も含め語として存在するのかは確証が持てません。
以上です。--Mtodo (トーク) 2018年8月11日 (土) 13:34 (UTC)[返信]

公共図書館で、岩波『広辞苑』や小学館『日本国語大辞典』等々の国語辞典で「げっしゅつ」「げつしゅつ」「つきで」「つきので」を探しましたが見当たりません。漢和辞典では平凡社『字通』に月出(げつしゆつ)があり、語義を「月の出」とし、用例として漢詩の訓読「月出でて皎たり…」を引用しています。結論として、典拠が皆無の読み「つきので」を検証不能として除去し、それ以外は存続で宜しいかと考えます。 --Kanjy (トーク) 2020年8月9日 (日) 06:02 (UTC)[返信]

  •   対処 遅くなりましたが上記『字通』に依り日本語の読み「げっしゅつ」を残し   検証不能 な「つきので」を除去しました。それに伴い日本語カテゴリのソートキーを「つきので」から「けつしゆつ げっしゅつ」に変更しました。この審議は閉じますので、何か問題あれば トーク:月出 にお願いいたします。なお、カテゴリソートキーの付け方は Wiktionary:カテゴリの付け方 に従いました。 --Kanjy (トーク) 2023年6月6日 (火) 12:08 (UTC)[返信]