kĩgunyũ
キクユ語
編集語源
編集Hinde (1904) は英語 caterpillar にあたるキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として kunyu および kigunyu を記録している[1]。
- IPA: /kèɣùɲǒ/
- Benson (1964:xxii–xxiii) によると孤立形の声調パターンは最も低い音節を1とすると「1、1、1」であるが、前に nĩ を置いて Nĩ kĩgunyũ.「芋虫である。」と言う場合は nĩ を含めて「2、2、1、1かつ昇」、前に ti を置いて Ti kĩgunyũ.「芋虫ではない。」と言う場合は ti を含めて「2、2、2、1」となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス2」で、他に同クラスの2音節語幹語には、njagĩ、kiugũ などがある。
- 〔キアンブ方言〕
名詞
編集参照
編集語義1:
脚注
編集- ↑ Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 12–13. Cambridge: Cambridge University Press.
- ↑ 2.0 2.1 湯川, 恭敏「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。
- ↑ 3.0 3.1 "kĩgunyũ" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 124. Oxford: Clarendon Press.