だらける
日本語
編集動詞
編集だらける
- だらしなくなる。緩む。
- 火鉢のある狭い船室から出ると、晩秋の冷たい夜気がこころよく肌にしみとおった。だらけたような肌の細胞の一つ一つが、新しい酸素を吸っていきいきとよみがえるのを感じた。――山本周五郎 (1960年). “図書カード:青べか物語”. 青空文庫. 2023年7月29日閲覧。
- 怠る。怠ける。
- 秋が来て涼しくなると、身体はしゃんとするが、精神は意気地なくだらけてしまう。夏中忙しかったし、こんな暑さに負けてたまるかと、意識しないながらも頑張っていた。その緊張の反動なのだろう、朝飯が済むと、もうねむくなる。――石川欣一 (1955年). “図書カード:山を思う”. 青空文庫. 2023年7月29日閲覧。