たねからの倒語。元々は特定の業種における専門用語であるが、現在では広く使われている。その発祥の業界が複数であるため、指し示す内容は多岐に渡る。語義1の意味では、タネと言うこともある。
ネタ
(俗語, 倒語)
- (食品) 寿司の具・具材。
- 新聞の記事などの素材。話の種。
- 犯罪や盗作の証拠となるもの。
- なにもあっしがだんなをそでにするってえわけじゃねえんだが、あの三下奴を抱きこんでどろを吐かせたからこそ、ぞうさなくネタが上がることにもなったんだからね。このてがらの半分は、伝六様もおすそ分けにあずかりてえんだ。(佐々木味津三 『右門捕物帖 七七の橙』)
- 人に笑いを起こさせる事物や行動などの素材。
- 作り話。