ばかり
日本語編集
助詞編集
ばかり【許り・所り・可り・計り】(副助詞 体言、副詞、活用語の連体形又は一部の助詞に接続)
- 範囲を限定することを表す。だけ。のみ。
- 限定された範囲の事物が多数あり、そのほかのものはほとんどないことを表す。だけ。のみ。
- 残っているのはがらくたばかりだ。
- 本ばかり読んでいる。
- ないてばかりいるこねこちゃん。
- だいたいの程度・分量を表す。くらい。
- (「せんばかり」の形で)動作が行われそうである、行われたとしても当然であることを表す。
- (「したばかり」の形で)動作が行われてすぐであることを表す。
- (「したばかりに」の形で)原因がそれのみであることの強調を表す。原因となることをしなければよかったのに、というニュアンスがある。
- (「とばかり(に)」の形で)強調をともなう比喩を表す。