實力 および 实力 も参照。

日本語編集

名詞編集

(じつりょく)

  1. 実際っている
    • 彼らは実力をもって地位を進めんとするほどの根気もなし、さればとて、現在実力相応の地位に安んじてその分を守るほどの正直もなし、ゆえに、労力を要せず、資本を要せずして、ただ何とか一見他に劣らざる様の方法をのみ求むるなり。(堺利彦面白き二個の広告』)
    1. 力の限界、力量不足といったニュアンス。
      • 勝てなかったのは実力。もっと練習してレベルを上げていかなければ。
  2. 暴力武力など、目的遂行するためにるわれる力。
    • これにつき、わが警察力は実力をもって、第一に、鬼仏洞を閉鎖し、第二に、鬼仏洞内にて殺害されたるわが忠良なる市民顔子狗の死体を収容し、第三に、右のがん殺害犯人の引渡しを要求するものである(海野十三鬼仏洞事件』)

発音(?)編集

NHK
ツリョク、ジツリョク[1]

関連語編集

翻訳編集

語義1

語義2

出典編集

  1. 日本放送協会編『日本語アクセント辞典』日本放送出版協会、1943年