日本語

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成句・形容動詞

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(きゅうたいいぜん)

  1. からやり方変えず、進歩ないことを非難する語。
    • いやいやそれでは旧態依然、なんの変りばえもない。(岸田國士椎茸と雄弁』)
    • 何よりもいけないことは、彼らのほとんど全部が時代感覚というものを持つていないことである。それは、彼らの旧態依然たる演説口調を二言三言聞いただけでもう十分なほどである。(伊丹万作「政治に関する随想」)〔1946年〕[1]
    • いわゆる観光に対する認識が、口では観光観光とみなおっしゃいますけれども、その当面の指導的立場に立っている人すら旧態依然な考え方——最近の世界の観光の進歩した風潮というものに多少おくれているのではないか。(福家俊一、第43回国会参議院運輸委員会)〔1963年〕[2]

活用

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  1. 青空文庫(2007年7月25日作成)(底本:「新装版 伊丹万作全集1」筑摩書房、1982年5月25日3版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000231/files/43872_27751.html 2020年7月25日参照。
  2. 「第43回国会 参議院 運輸委員会 第27号 昭和38年6月11日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=104313830X02719630611&spkNum=110&single 2020年3月1日参照。