歓 喜(かんき、古くは、かんぎ)
- 喜び。
- 人生が苦患の谷であることを私もまたしみじみと感じる。しかし私はそれによって生きる勇気を消されはしない。苦患のなかからのみ、真の幸福と歓喜は生まれ出る。(和辻哲郎 『ベエトォフェンの面』)
- このオゾン臭の近代的感覚が探偵小説の独特の生命であると思って、私は心から歓喜しつつ吸入する。(夢野久作 『探偵小説漫想』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
歓喜しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
歓喜せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
歓喜される |
未然形 + れる
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丁寧 |
歓喜します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
歓喜した |
連用形 + た
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言い切り |
歓喜する |
終止形のみ
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名詞化 |
歓喜すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
歓喜すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
歓喜しろ 歓喜せよ |
命令形のみ
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