消雪

日本語

名詞

消雪 (しょうせつ)

1. 人為的に雪を溶かしてなくすこと。
   • 小国地域において消雪用及び融雪用に地下水を利用する者は、降雪検知器、タイムスイッチ、水量測定器その他の節水のための装置を井戸に付けるなど、地下水の適正な利用に努めるほか、市が実施する地下水の保全に関する施策に協力しなければならない。（長岡市小国地域における消雪用及び融雪用の地下水利用適正化対策要綱）〔2005年〕
2. 季節・気候の変化などにより雪が消えること。
   • 山菜類には消雪と同時に食べられるものも少くない。殊に南面の傾斜地、澤縁は消雪が早く受熱量も多いので、すいば、あざみ、かたくり、ふきのとう、みつば、笹筍などは四月上旬頃から食膳に上せられる。（東北更新会秋田県支部編『宅地利用による副食物の自給法』、35ページ）〔1938年〕[1]

動詞

1. 雪をなくす
2. 雪が消える
   • 最多降雪期は3月で最深46糎位に達する、12月24、5日頃根雪となり、4月初旬に消雪する。（水路部編『北海道本島沿岸水路誌 別冊気象誌』、41ページ）[2]

活用と結合例

消雪-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
消雪	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	消雪しない	未然形 + ない
否定(古風)	消雪せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	消雪される	未然形 + れる
丁寧	消雪します	連用形 + ます
過去・完了・状態	消雪した	連用形 + た
言い切り	消雪する	終止形のみ
名詞化	消雪すること	連体形 + こと
仮定条件	消雪すれば	仮定形 + ば
命令	消雪しろ 消雪せよ	命令形のみ