滅 相(めっそう)
- (仏教)四相の一つ。仏法が滅び現在から過去へ入る相。
- とんでもない。
- あの、お代、何の?……お宝……ま、滅相な。お茶代なぞ頂くのではないのでござんす。(泉鏡花「夜叉ヶ池」)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
滅相だろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
滅相だった |
連用形 + た
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否定形 |
滅相でない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
滅相になる |
連用形 + なる
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言い切り |
滅相だ |
終止形のみ
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名詞化 |
滅相なこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
滅相ならば |
仮定形 + ば
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様態 |
滅相そうだ |
語幹 + そうだ
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