蟹は食ってもがに食うな

日本語

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成句

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かにってもがにうな

  1. 食べる場合、蟹の内臓すべて食べられるが、唯一がに(蟹のえら)は食べてはいけない、ということ。参考:(1)『続故事ことわざ辞典』鈴木棠三編、東京堂、1958年11月、104頁。(2)『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、272頁。
    • かには食うてもがに食うな」という諺があるが、この場合のがにはかにの鰓のことを指している。鰓は脚のつけ根の所にあつて甲らの続きの側甲で蔽われている。この諺からするとかにの鰓には毒があるように思えるかも知れないが、鰓には毒はない。その代り味も素気もない。ただ鰓には寄生虫の幼虫などが多く宿つているので、この諺は料理に気をつけよというぐらいにはなるであろうか。――酒井恒』紫生書院、1956年11月、6頁。

語源

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異表記・別形

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  • 蟹は食うてもがに食うな
  • 蟹は食うともがに食うな
  • 蟹を食うともがに食うな

類義語

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