説輻

日本語

語源

• ここでの「説」は「脱」に通じた用法で、「とりさる」「とりはずす」ことを意味する。

名詞

説輻 (だっぷく)（参考：『新選漢和辞典』第七版）

1. (文章語) 車輪の輻（や）が外れて落ちること。
   • 説輻の占（せん）（注：夫婦仲が悪いこと。）

活用と結合例

説輻-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
説輻	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	説輻しない	未然形 + ない
否定(古風)	説輻せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	説輻される	未然形 + れる
丁寧	説輻します	連用形 + ます
過去・完了・状態	説輻した	連用形 + た
言い切り	説輻する	終止形のみ
名詞化	説輻すること	連体形 + こと
仮定条件	説輻すれば	仮定形 + ば
命令	説輻しろ 説輻せよ	命令形のみ

注意

• 「せっぷく」などと読み誤らないこと。