Wiktionary:カテゴリの付け方

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ここでは、カテゴリの付け方について、ウィクショナリー日本語版での指針と慣例を記します。「カテゴリとは何か」については w:Help:カテゴリ をご覧ください。

カテゴリの付け方は、現在思案中です。よりよい意見をお持ちの方はこのページのノート編集室でお願いします。

カテゴリの種類

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ウィクショナリーでのカテゴリの利用法は大きく2つに分かれます。

  1. 言語別、品詞別、など言語学的な分類のため
  2. 数学、生物学、暦、デジタル用語など、その語が使用される場面の分類のため

前者は、所謂「国語辞典」「英和辞典」のような語学に関する辞書としての利用が見込まれます。また、後者では、その分野の専門用語辞典としての機能が見込まれます。

言語・品詞のカテゴリ

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ウィクショナリーではカテゴリを使って項目を検索できます。 カテゴリは言語ごとにあります。 また、それぞれの言語の中で品詞に分かれています。 項目をカテゴリに登録するには、項目中に

[[Category:{{言語コード}}|(ソートキー)]]
[[Category:{{言語コード}}_(品詞名)|(ソートキー)]]

と打ってください。例えば英語の形容詞「beautiful」なら以下のようになります。「{{en}}」は「英語」、「{{adj}}」は「形容詞」です。

[[Category:{{en}}]]
[[Category:{{en}}_{{adj}}]]

とします。 ただし、屈折語の変化形は、原則として言語のカテゴリだけに入れ、品詞のカテゴリには入れません。動詞の変化形は「Category:{{言語コード}}_動詞_定形」カテゴリに入れます。

日本語で言えば季語や枕詞など、品詞ではないが文法的な分類となるものもこの階層に入れます。詳細は各言語のウィキプロジェクトで議論されます。

品詞別のカテゴリには項目は入れないでください。 ここはそれぞれの言語の品詞を入れます。

言語・分野のカテゴリ

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ウィクショナリーでは分野別辞典も作っています。 もし、「この日本語の『積分』という単語は数学と関係あるな」と思ったら、日本語_数学カテゴリに入れてください。他の分野、他の言語でも同じです。この際、もちろん言語と品詞のカテゴリにも入れます。「積分」の例では以下のようになります。

[[Category:日本語|せきふん せきぶん]]
[[Category:日本語_名詞|せきふん せきぶん]]
[[Category:日本語_数学|せきふん せきぶん]]

分野カテゴリの名称に、たとえば「IT用語」など、「用語」という言葉は付けません。すべての分野カテゴリは、存在が把握しやすいようカテゴリ:分野の一覧に収容させます。

その他のカテゴリ

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カテゴリ階層

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カテゴリの中に他のカテゴリを含めることができます。カテゴリ A の中にカテゴリ B が含まれるとき、 A を B の親カテゴリと呼び、 B を A のサブカテゴリと呼びます。このようにして、ほとんどのカテゴリは階層化されています。

カテゴリ B をカテゴリ A に含める(カテゴリ A のサブカテゴリにする)には、カテゴリ B のカテゴリページ内に [[Category:A]] と書きます。

言語・品詞カテゴリは、言語カテゴリと品詞カテゴリの両方に含めることになっています。言語・分野カテゴリも同様に、言語カテゴリと分野カテゴリの両方に含めます。

例えば Category:日本語_名詞 は、以下のように「日本語」と「名詞」のサブカテゴリにします。ソートキーの書き方については後述します。

[[Category:日本語|#めいし]]
[[Category:名詞|にほんこ]]

ソートキー

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各カテゴリページ上では、そのカテゴリに属する項目群が並んでいますが、並ぶ位置・順序を指定することができます。これをソートキーと呼びます(詳しくは w:Help:カテゴリ#ソートの順番 参照)。

カテゴリを張るときにソートキーを設定することで、カテゴリからの語の検索がしやすくなります。言語ごと、分野ごとにソートキーの設定の仕方が違います。

ソートキーを複数並べる場合、その区切りには半角空白を用います(議論)。

ソートキーの付け方には様々な議論があり、複数の慣例が並立している場合もあります。以下、慣例の一部を紹介します。

日本語

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読みを平仮名で書きます。ただし、濁音・半濁音・小文字(拗音・促音)・長音を含む場合、まず清音で書き、半角空白を置いて、本来の読みを書きます。

  • 大変 → 「たいへん」
  • → 「ひよう びょう」
  • ジュース → 「しゆうす じゅうす」

項目名が平仮名で、清音・直音だけであれば、ソートキーは不要です。自動的に項目名がソートキーとなります。また、成句など同音の記事が全く発生しない場合は、文頭の一部のみを清音・直音で書くことでソートキーの機能を満たします。

アルファベット表記の項目

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アルファベット表記の項目(いわゆる、アブギダアブジャドを含みます)は、原則としてソートキーは不要です。自動的に項目名がソートキーとなります。

ただし、ダイアクリティカルマークについては、字母としての小文字を標準とするためDEFAULTSORTを活用することが推奨されます。以下にラテン文字の例を示します。

  • 通常の大文字・小文字 A -Z, a - z の52文字のみから成る見出しは、ソートキーを指定しない。見出し語がそのままソートキーとなる。
  • それ以外の文字を含む見出しについては、以下の規則で正規化した文字列と、半角空白一つとを、見出し語に前置したものを、ソートキーとする。
    1. ダイアクリティカルマークは(原則として)単に外す。例: Öl → "ol Öl"
    2. 合字は(原則として)単に分ける。ただしドイツ語の ß (SZ合字)は ss にする。例: œil → "oeil œil", Maß → "mass Maß"
    3. 空白やハイフンなどは省く。例: can't → "cant can't", Thank-God-it's Friday → "thankgoditsfriday Thank-God-it's Friday"

スウェーデン語

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"ä" を "æ" に置き換えます。

  • äggröra → 「æggröra

中国語

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標準中国語

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ピンイン表記を使い、声調は数字を後置することで表します。軽声は数字を付けません。「ü」は「v」で代用します。

広東語

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イェール式を使い、声調は数字を後置することで表します。英語版ウィクショナリーで用いられている粤拼とは異なるので要注意。

  • 日子 → 「yat6ji2」 ※jat6zi2ではない

閩南語

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POJ(白話字、教会ローマ字)表記を使い、声調は数字を後置することで表します。「o͘」は「oo」とします。声調番号についてはウィキペディアを参照

客家語

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白話字表記を使い、声調は数字を後置することで表します。声調番号についてはウィキペディアを参照

朝鮮語

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ハングル表記の場合は不要、漢字表記の場合はハングル表記にして記します。

ベトナム語

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ダイアクリティカルマーク抜きのラテン文字(なお、「đ」は「d」とする)+声調の番号+半角空白+声調符号抜きのラテン文字

  • 第一声: a
  • 第二声: à
  • 第三声: á
  • 第四声: ả
  • 第五声: ã
  • 第六声: ạ

例:bệnh→benh6 bênh、hồng thủy→hong2thuy4 hôngthuy、đãi ngộ→dai5ngo6 đaingô}

タイー語

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上記のベトナム語と同様。但しタイー語には第七声があるので「a̱」は七声とする。

分野

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各分野カテゴリのノートページをご覧ください。

サブカテゴリ

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原則として、カテゴリ名の読みを平仮名の清音で書きます。 親カテゴリ名と重複する部分は省略します。

親カテゴリが、多数の項目と比較的少数のサブカテゴリを含む場合、ソートキーの先頭に「*」記号を付けます。それによって、サブカテゴリ群がすべて親カテゴリの先頭ページに表示されるようになり、サブカテゴリの存在を見落としにくくなります。 ただし、言語カテゴリ内では「*」の代わりに、言語・品詞カテゴリには「#」を、言語・分野カテゴリは「$」を付けます。

デフォルトソート

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複数のカテゴリに共通するソートキーを、マジックワード{{DEFAULTSORT:●●●●●}}または{{デフォルトソート:●●●●●}}を用いることにより、まとめて表記することができます。なお、デフォルトソートはページの一番上に置きます。また、日本語や古典日本語、沖縄語等五十音順に並べられている言語に用いる{{kana-DEFAULTSORT|●●●●●}}やベトナム語とタイー語に用いる{{vi-DEFAULTSORT|●●●●●}}といったテンプレートも使用可能です(詳しい使い方はそれぞれのテンプレートの解説ページを参照)。

各項目での記入方法

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原理的にはカテゴリはページ中のどこに書いたとしても機能しますが、編集者間の便のため、各項目でのカテゴリ記入の仕方は以下のようにしてください。

項目内でカテゴリを記入する場所は、そのカテゴリが該当する言語のセクション内を原則とします。つまり、[[Category:{{ja}}]][[Category:{{ja}}_{{noun}}]]であれば、「日本語」見出し(=={{ja}}==)の中に記入します。一つの項目が多言語を含んでいる場合も、それぞれの言語のセクションの中に、該当する言語のカテゴリを別々に記入します。

言語セクション内でカテゴリを記入する場所は、付け忘れなどを防ぐため、カテゴリと関連が強い記述がある場所の近くとします。[[Category:{{ja}}]]であれば「日本語」見出しの直下に、[[Category:{{ja}}_{{noun}}]]であれば、「日本語」見出しの中の「名詞」見出しの直下に記します。分野カテゴリなども、その語義の近くに記してください。

見出し、分野、語源、活用などを自動表示するテンプレートなどでは、該当するカテゴリが自動的に項目へ付与されるようになっています。このようなテンプレートが使われている場合、テンプレートで自動付与されているカテゴリを別途記入する必要はありません。

日本語項目「組み」の記述例:

=={{ja}}==
[[Category:{{ja}}|くみ]]
==={{noun}}===
[[Category:{{ja}}_{{noun}}|くみ]]
[[Category:{{ja}}_教育|くみ]]
'''くみ'''【[[組]](み)】
#似た性質または同じ目的用途などで一緒にされたあつまり。
#(教育) 学級。学校のクラス。

テンプレートを使ってカテゴリを直接記入しない記述例:

=={{ja}}==
==={{noun}}===
{{ja-noun|[[組]](み)}}
#似た性質または同じ目的用途などで一緒にされたあつまり。
#{{context|education|lang=ja}}学級。学校のクラス。

最後に

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ウィクショナリーをより便利なものにするため、カテゴリーを貼っていない項目を見つけたら追加をお願いします。

関連項目

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