キクユ語

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異表記・別形

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語源

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Hinde (1904) は英語 salt にあたるキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として munyu を記録している[1]。なお、これに対応するカンバ語は munyu、スワヒリ語chumvimunyo とされている[1]

発音(?)

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  • IPA: /moòɲóꜜ/
Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス3」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩhaatombembekiugomuku などがある。

名詞

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ũnyũ クラス3(複数: mĩũnyũ

  1. 塩気のある[3]
  2. 家畜が)舐めるところ[4]。塩舐めの場所

翻訳

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参照

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脚注

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  1. 1.0 1.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa. Cambridge: Cambridge University Press. pp. 50–1. https://archive.org/details/vocabulariesofka00hindiala/page/50. 
  2. 湯川, 恭敏キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。
  3. "ũnyũ" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 556. Oxford: Clarendon Press.
  4. Ng'ang'a, Wangũhũ (2006). Kenya's Ethnic Communities: Foundation of the Nation. Nairobi, Kenya: Gatũndũ Publishers. p. 175. https://books.google.co.jp/books?id=T14wAQAAIAAJ&q=muunyu+salt&dq=muunyu+salt&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjfk9zQxrjmAhWBfd4KHQBVAoYQ6AEIOTAC.  ISBN 9966-9757-0-5