キクユ語

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ndiyũ (Gypaetus barbatus)

発音(?)

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Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス2」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩgunyũnjagĩkiugũ などがある。
  • 〔キアンブ方言〕

名詞

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ndiyũ クラス9/10(複数: ndiyũ

  1. サンショクウミワシ (Haliaeetus vocifer) あるいは ミサゴ (wp) (Pandion haliaetus)。
  2. ヒゲワシ (Gypaetus barbatus)[2]

備考

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Haliaeetus vocifer
 
Pandion haliaetus

語義1:〈サンショクウミワシあるいはミサゴ〉

  • Benson (1964) では単に fish-eagle とされている。この英名を持つ鳥は複数種いるが、その中でキクユ人 (wp)が暮らすケニアに生息するとされているのは、IUCN (2017) によればサンショクウミワシ(英名: African fish-eagle)とミサゴ(英語における別名: osprey)のみである[3]

脚注

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  1. 湯川, 恭敏キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。
  2. "ndiyũ" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 294. Oxford: Clarendon Press.
  3. IUCN (2017). The IUCN Red List of Threatened Species. Version 2017-3. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 06 May 2018.