古典日本語「あぎとふ」より。あごや魚のえらを表す顎が動詞化されたもの。
- (東京式) あぎとう [àgítóꜜù] (中高型 – [3])
- IPA(?): [a̠ɡʲito̞ɯ̟ᵝ]
あぎとう【噞喁う】(歴史的仮名遣い:あぎとふ)
- 魚が水面に浮かび出て口をぱくぱくさせて呼吸する。噞喁する。
- 子供などが片言に物言う。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
あぎとわない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
あぎとおう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
あぎといます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
あぎとった |
連用形音便 + た
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言い切り |
あぎとう |
終止形のみ
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名詞化 |
あぎとうこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
あぎとえば |
仮定形 + ば
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命令 |
あぎとえ |
命令形のみ
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