古典日本語「こころう」 < 「こころ」(心) + 「う」(得)
- (東京式) こころえる [kòkóróéꜜrù] (中高型 – [4])
- IPA(?): [ko̞ko̞ɾo̞e̞ɾɯ̟ᵝ]
- (京阪式) こころえる
こころえる【心得る】
- 物事の事情をよく理解する。
- 事情を理解した上で引き受ける。承知する。
- 技芸などを身に付けている。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
こころえない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
こころえよう |
未然形 + よう
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丁寧 |
こころえます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
こころえた |
連用形 + た
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言い切り |
こころえる |
終止形のみ
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名詞化 |
こころえること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
こころえれば |
仮定形 + ば
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命令 |
こころえろ こころえよ |
命令形のみ
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