日本語編集

形容動詞編集

すてき

  1. とても好ましい。魅力的
  2. はなはだしい。並外れた。
    • 薄暗い食堂の壁には、すてきに大きい床屋鏡がはめこまれていて、私の顔は黒眼がち、人なつかしげに、にこにこしていた。(太宰治 『狂言の神』)

発音編集

↗てき

活用編集

すてき-だ 形容動詞活用表日本語の活用
ダ活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
すてき だろ だっ

なら (無し)
各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
推量・意志 すてきだろう 未然形 +
過去・完了 すてきだった 連用形 +
否定形 すてきでない 連用形 + ない
自動詞化 すてきになる 連用形 + なる
言い切り すてきだ 終止形のみ
名詞化 すてきなこと 連体形 + こと
仮定条件 すてきならば 仮定形 +
様態 すてきそうだ 語幹 + そうだ

語源編集

  • 江戸後期から民衆の間で使用、文献的初出は式亭三馬の『浮世風呂』(文化6~10年 1809~13)中、「すてきに可愛がるからいい」の箇所。語源としては「ばらしい」+「的」であるとするのが有力。「素敵」、「素的」、「素適」いずれも当て字であり、うち、「素敵」の表現は大正期に発生し、昭和になってから定着する。「敵」の文字は「匹敵敵(かな)わない」から用いられたものか。

関連語編集

翻訳編集