日本語 編集

発音 編集

動詞 編集

さけぶぶ】

  1. (自動詞) 大きな出す
    • 彼は自分の顔を見るや否や、さも久しぶりに会った人らしく「やっしばらく」と叫ぶように云った。――夏目漱石 (1912年). “図書カード:行人”. 青空文庫. 2023年5月28日閲覧。
    • 「佐伯だあ。あがってもいいかあ。」少年佐伯のほうが、よっぽど熊本らしい粗暴な大声で、叫ぶのである。――太宰治 (1940年). “図書カード:乞食学生”. 青空文庫. 2023年5月28日閲覧。
  2. (他動詞) 世間向かって強く主張する。
    • 思想の問題は今や思想の危機の問題として現われている。人々は到るところ、あらゆる機会において、思想の危機について語りかつ叫ぶ――三木清 (1929年). “図書カード:危機における理論的意識”. 青空文庫. 2023年5月28日閲覧。
    • 日本国民諸君、私は諸君に日本人、及び日本自体の堕落を叫ぶ。日本及び日本人は堕落しなければならぬと叫ぶ――坂口安吾 (1946年). “図書カード:堕落論〔続堕落論〕”. 青空文庫. 2023年5月28日閲覧。

活用 編集

翻訳 編集