ままごと【飯事】
- 幼児、特に女児が玩具を使い家事の真似事をする遊び。
- 「まま」は幼児語の飯、「ごと」は事を意味し、本来は食事をつくる遊びに限定されていたが、後に家事全般の模倣遊びを表す言葉になった[1]。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
ままごとしない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
ままごとせず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
ままごとされる |
未然形 + れる
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丁寧 |
ままごとします |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
ままごとした |
連用形 + た
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言い切り |
ままごとする |
終止形のみ
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名詞化 |
ままごとすること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
ままごとすれば |
仮定形 + ば
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命令 |
ままごとしろ ままごとせよ |
命令形のみ
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- ↑ 山口佳紀編著『暮らしのことば 新 語源辞典』 講談社、2008年、821頁