妃
- 会意。「女」+「卩」、ひざまずいて並んだ男女を象る。「ならぶ」「つれあう」を意味する漢語{配 /*phəəjs/}を表す字。のち仮借して「きさき」を意味する漢語{妃 /*phəj/}に用いる。[字源 1]
- 『説文解字』では「女」+音符「己」と説明されているが、これは誤った分析である。甲骨文字の形を見ればわかるように「己」とは関係がない。
- ↑ 陳剣 「釈《忠信之道》的“配”字」 『国際簡帛研究通訊』第2巻第6期、2002年、2-6頁。
- 皇后の次に位する嬪御。
- 太子の嫡室。
- 妻。
- 音読み
- 訓読み
- 常用漢字表内
- 常用漢字表内の訓読みはありません。
- 常用漢字表外
- きさき、ぴ、み