日本語編集

名詞編集

(さいばい)

  1. (食べたり眺めたり何かを作るもとにするためなどに、)植物キノコなどを植えて育てること。(広くは言わゆる「つくる漁業」において魚を育てる事をも指すことがある。例:「栽培漁業」)
    • 綿の栽培が又はやりはじめたことも何となく私たちの女の心をひく事柄である。綿の栽培は明治二十年以来日本では忘られる一方であったそうだ。(宮本百合子「昔を今に――なすよしもなき馬鈴薯と綿――」『日本学芸新聞』)〔1940年〕
    • だが、椎茸の栽培については、書物の知識だけでは心細いが、多少経験はおありですか?(岸田國士「椎茸と雄弁」『道遠からん』)〔1950年〕
    • 栽培養殖復旧専門官は、栽培漁業及び養殖業の用に供する施設に関する災害復旧事業及びこれらの漁業の経営の再建に関する専門の事項についての企画、連絡調整及び指導に関する事務を行う。(「農林水産省組織規則〔平成十三年一月六日農林水産省令第一号〕第542条第5項)

発音(?)編集

さ↗いばい

動詞編集

活用編集

    互に 甘蔗 ( かんしょ ) を栽培して、どっちが甘いのが出来るか、それによって勝負を決しようと約束した。(岡本かの子「愚かな男の話」『キング』)〔1936年〕


中国語編集

発音(?)編集

  • ピンイン: zāipéi
  • 注音符号: ㄗㄞ ㄆㄟˊ
  • 閩南語: chai-pôe
  • 客家語: châi-phì

動詞編集

 

  1. 栽培する
  2. 育成する、養成する
  3. 抜擢する

朝鮮語編集

名詞編集

재배

  1. (日本語に同じ)栽培