烏(からす)

漢字

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字源

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  • 象形。上を向いて鳴くカラスの形。古くはカラスは目の位置が分からないので「鳥」の横線を欠いたともいわれたが、鳥類をかたどった漢字の甲骨文には目と思われる部分はめったに無く、また金文中では、正面を向いた鳥を象った「鳥」字と、上を向き口を開けて鳴くカラスを象った「烏」字の形状は大きく異なるためこの説は誤りである。( などの甲骨文を参照されたい)。
金文 小篆
西周 説文
(漢)

意義

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  1. からす
  2. 仮借、詠嘆音)ああ。
  3. 仮借いずくんぞなんぞ

日本語

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中国語

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朝鮮語

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ベトナム語

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*

文字情報

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U+70CF, 烏
CJK 統合漢字-70CF

[U+70CE]
CJK統合漢字
[U+70D0]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x6821
字典掲載
康熙字典 670ページ, 1文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 18998
新潮日本語漢字辞典 (2008) 6608
角川大字源 (1992) 5443
講談社新大字典 (1993) 9205
大漢語林 (1992) 6621
三星漢韓大辞典 (1988) 1079ページ, 2文字目
漢語大字典 (1986-1989) 3巻, 2202ページ, 3文字目