烏 合(うごう)
- 統制のない人の群団、烏合の衆。
- いわゆる肉体小説、風俗小説の作者から、共産党員である作家・批評家までを包括して持たれる懇談会は、ただそれらの各種の人たちが、もちこして来ているめいめいの型のままで、一堂によりあつまったというだけでは、烏合であろう。(宮本百合子『「下じき」の問題――こんにちの文学への疑い――』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | 烏合しない | 未然形 + ない |
否定(古風) | 烏合せず | 未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 | 烏合される | 未然形 + れる |
丁寧 | 烏合します | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | 烏合した | 連用形 + た |
言い切り | 烏合する | 終止形のみ |
名詞化 | 烏合すること | 連体形 + こと |
仮定条件 | 烏合すれば | 仮定形 + ば |
命令 | 烏合しろ 烏合せよ | 命令形のみ |
烏 合(wūhé 簡体字:乌合)
- (日本語に同じ)。