行蔵 (こうぞう)
- 世に出て活躍することと隠遁すること。
- 行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与からず我に関せずと存じ候。(勝海舟)
『論語・述而』中の句「用之則行、舎之則藏(用いられれば、その地位において堂々と道を行うし、用いられなければ、天命に安んじ、退いて静かに独り道を楽む[1]
)」より。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
行蔵しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
行蔵せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
行蔵される |
未然形 + れる
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丁寧 |
行蔵します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
行蔵した |
連用形 + た
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言い切り |
行蔵する |
終止形のみ
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名詞化 |
行蔵すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
行蔵すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
行蔵しろ 行蔵せよ |
命令形のみ
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