漢字編集

字源編集

意義編集

日本語編集

発音編集

名詞編集

(サイ、きわ)

  1. (サイ)とき場合
    • しかし自分が胃病で苦しんでいるさいだから、何とかかんとか弁解をして自己の面目を保とうと思った者と見えて[…](夏目漱石「吾輩は猫である」)〔1905年〕[1]
    • そして、こんなさいに、どうしてか、いつか病院の窓から見みた、あおぎりの幻覚が浮かんだ。(小川未明「僕はこれからだ」)〔1941年〕[2]
  2. (きわ)「きわ」を参照。

類義語編集

動詞編集

際 する(サイ する)

  1. ある出来事や状態を経験する。ある出来事に遭遇する、出会う
    • しかしこのような訓練が実際上現在のこの東京市民にいかに困難であろうかという事は、試みにラッシュアワーの電車の乗降に際する現象を注意して見ていても直ちに理解されるであろう。(寺田寅彦「火事教育」)〔1933年〕[3]
    • 大震災の時には、そして、昨年の地震の被害などに際しても、海外の方々から暖かい支援をいただいたことを私たちは忘れることはできません。(小泉純一郎「天災を忘れずに」)〔2005年〕[4]

活用

サ行変格活用
際-する

用法編集

現代では、「…に際して、…に際し」という連語で使われることがほとんどとなっている。

類義語編集

熟語編集

中国語編集

*

熟語編集

朝鮮語編集

*

熟語編集

コード等編集

点字編集

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  1. 青空文庫(1999年9月17日公開、2018年2月5日修正)(底本:「夏目漱石全集1」ちくま文庫、筑摩書房、1987年9月29日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/789_14547.html 2019年5月8日参照。
  2. 青空文庫(2018年4月26日作成)(底本:「定本小川未明童話全集 13」講談社、1983年1月19日第5刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/51677_64608.html 2019年5月8日参照。
  3. 青空文庫(2003年7月6日作成)(底本:「寺田寅彦随筆集 第四巻」小宮豊隆編、岩波文庫、岩波書店、1997年6月13日第65刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2476_11318.html 2019年5月8日参照。
  4. 『小泉内閣メールマガジン 第172号』「天災を忘れずに」https://www.kantei.go.jp/jp/singi/yuseimineika/mm/050120mm-lion.html 2018年5月8日参照。