kĩeha
キクユ語
編集異表記・別形
編集- IPA: /keɛ̀há/
- Benson (1964:xxii–xxiii) によると孤立形の声調パターンは「中中」であるが、前に nĩ が置かれて Nĩ kĩeha.「kĩeha である。」と言う場合は最も低い音節を1とすると nĩ を含めて「312」、前に ti が置かれて Ti kĩeha.「kĩeha ではない。」と言う場合は最も低い音節を1とすると ti を含めて「2、下降、1」となる。
- Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス4」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩng'ang'i、ngũkũ などがある。
- 〔キアンブ方言〕
名詞
編集- 悲しみ。不安。心配[3]。
- オオバヤドリギ科の植物、Englerina woodfordioides[1](シノニム: Loranthus woodfordioides[4])。ヤドリギ類のように樹上に寄生する[4]。
派生語
編集- kĩeha kĩa mũrangi - クロサイワイタケ科の菌類の一種、Engleromyces goetzei[5](逐語訳:「竹の kĩeha」)
ことわざ
編集参照
編集語義1:
脚注
編集- ↑ 1.0 1.1 Njoroge, Grace N. and Rainer W. Bussmann (2006). "Traditional management of ear, nose and throat (ENT) diseases in Central Kenya." Journal of Ethnobiology and Ethnomedicine 2:54.
- ↑ 湯川, 恭敏「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。
- ↑ "kĩeha" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 86. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ 4.0 4.1 Leakey, L. S. B. (1977). The Southern Kikuyu before 1903, v. III, p. 1325. London and New York: Academic Press. ISBN 0-12-439903-7
- ↑ Kamau, Loice Njeri et al. (2016). "Ethnobotanical survey and threats to medicinal plants traditionally used for the management of human diseases in Nyeri County, Kenya", p. 8. TANG 6(3).
外部リンク
編集語義2:〈Englerina woodfordioides〉
- Image at PhytoImages.siu.edu(花)2018年11月4日閲覧。
- Image at PhytoImages.siu.edu(果実)2018年11月4日閲覧。