kokururatki
アイヌ語
編集カナ表記 コクルラッキ
発音
編集語源
編集ko- (擬音接頭辞) + kurur (擬音) + -atki (自動詞形成接尾辞)
動詞
編集kokururatki (自動詞, 1項動詞)
- (断続的に)鳴り響く。響き渡る。
- “u koninkar kusu u nep pitoho i=turen yakka u huri tono tumunci kamuy ewak siroh o i=orura wa i=korpare yan” u hum sak no po itak=an awa ohumsak rera ohumsak kamuy maw kamuy maw kasi an=i=ekosne - u paste kane u punpa kane arpa=an hum ko kokururatki.[2]
- 「さてさてどんな神が私に憑いていても怪鳥の親玉戦の神が住まう城へと我を運んでくれ。」音も無く言うと音もない風音なき神の風神の風の上を軽く走らせるように持ち上げるように私が行く音が断続的に響く。
活用
編集人称 | 単数形 | 複数形 |
---|---|---|
一人称 | k(u)=koturimimse | koturimimse=as |
二人称 | e=koturimimse | eci=koturimimse |
三人称 | koturimimse | koturimimse |
不定称 | koturimimse=an | koturimimse=an |
参考文献
編集- ↑ 平賀さだも (1969), “12-3 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスク ㇷ゚」ポイヤウンペ イソイタㇰ(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 平賀さだも (1969), “12-3 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスク ㇷ゚」ポイヤウンペ イソイタㇰ(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 平賀さだも (1969), “13-2 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」(火なしに育った、水 なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月