いたす
いだす も参照。
日本語
編集語源
編集古典日本語「いたす」
発音
編集動詞
編集いたす【致す】
- 至らせる。達するようにする。
- 思いを致す
- 結果をもたらす。
- 不徳のいたすところであります。
- 尽くす。
- 力を致す
- 「する」の謙譲語。
- のちほどお呼びいたします。
- 「する」の丁寧語。最近の分類では謙譲語IIまたは丁重語。
- 叔母は、(略)剛情にも腰を据えて、甥の申す事などには耳を借そうとも致しません。(芥川龍之介「竜」)
- 五年も前の事ですから、記憶もはっきり致しませんが、(太宰治「きりぎりす」)
- 「する」の古風な言い方。
- ではそちらへ参ると致そう。(芥川龍之介「竜」)
- 後ほど屋敷へ持参致せ(山中貞雄「なりひら小僧」)
- いたしかたない。
- (俗語) (諧謔的、しばしば「イタす」と表記)性交する。自慰をする。
- 40代の人間とイタすときは2人。80代の女性とイタすときは4人の20代の女性を抱いていると思え、という教えはまさに金言だと思う。(有坂汀「ミギワノコトノハ Ver.2011」)
活用
編集活用と結合例
関連語
編集類義語
編集- (語義7): やる
古典日本語
編集発音
編集三拍動詞一類(?)
動詞
編集いたす【致す】
サ行四段活用 | ||||||
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語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
いた | さ | し | す | す | せ | せ |
諸言語への影響
編集- 現代日本語: いたす