こぐらかる

日本語

発音

• (東京式) こぐらか​る [kògúrákáꜜrù] (中高型 – [4])
• (東京式) こぐらかる [kògúrákárú] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ko̞ɡɯ̟ᵝɾa̠ka̠ɾɯ̟ᵝ]

動詞

こぐらかる

1. 糸などの細長いものが絡（から）まる。縺（もつ）れる。
2. （比喩的に）物事が入り組んで混乱する。錯綜する。
   • 歯がゆいような、情けないような、辛いような、こぐらかった思いに責められて、彼は一人でいらいらしていた。（岡本綺堂『籠釣瓶』）

活用

活用と結合例

こぐらか-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
こぐらか	ら ろ	り っ	る	る	れ	れ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	こぐらからない	未然形 + ない
意志・勧誘	こぐらかろう	未然形音便 + う
丁寧	こぐらかります	連用形 + ます
過去・完了・状態	こぐらかった	連用形音便 + た
言い切り	こぐらかる	終止形のみ
名詞化	こぐらかること	連体形 + こと
仮定条件	こぐらかれば	仮定形 + ば
命令	こぐらかれ	命令形のみ

類義語

• こんがらかる、こんがらがる、こんぐらかる

翻訳

こんがらかる — 「こんがらかる#翻訳」を参照のこと