そらね

日本語

名詞

そらね【空寝】

1. 寝ているふりをすること。狸寝入り。

動詞

活用と結合例

そらね-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
そらね	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	そらねしない	未然形 + ない
否定(古風)	そらねせず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	そらねされる	未然形 + れる
丁寧	そらねします	連用形 + ます
過去・完了・状態	そらねした	連用形 + た
言い切り	そらねする	終止形のみ
名詞化	そらねすること	連体形 + こと
仮定条件	そらねすれば	仮定形 + ば
命令	そらねしろ そらねせよ	命令形のみ

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古典日本語

名詞1

そらね【空寝】

1. そらね。狸寝入り。

動詞

そらね【空寝】

そらね-す 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
そらね	せ	し	す	する	すれ	せよ

名詞2

そらね【空音】

1. 鳴（な）き真似（まね）。

   夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ (清少納言　百人一首、後拾遺集)

   夜がまだ明けないうちに鶏の鳴き真似をして騙そうとしても決して逢坂の関は通さない。

2. 空耳（そらみみ）。