古典日本語 わざはひ < わざ (業) + はひ (這い)。原義は「神の業(=わざ)が広がること(=はひ)」。
- (東京式) わざわい [wàzáwáí] (平板型 – [0])
- IPA(?): [ɰᵝa̠za̠ɰᵝa̠i]
わざわい【災(い)、禍、厄】(歴史的仮名遣い:わざはひ)
- 不幸をもたらす出来事。
わざわいする
- 悪い結果をもたらす。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
わざわいしない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
わざわいせず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
わざわいされる |
未然形 + れる
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丁寧 |
わざわいします |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
わざわいした |
連用形 + た
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言い切り |
わざわいする |
終止形のみ
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名詞化 |
わざわいすること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
わざわいすれば |
仮定形 + ば
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命令 |
わざわいしろ わざわいせよ |
命令形のみ
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