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三昧
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フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
三昧
」の記事があります。
目次
1
日本語
1.1
名詞
1.1.1
語源
1.1.2
類義語
1.1.3
派生語
日本語
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名詞
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三
昧
(
さんまい
)
(仏教)
精神集中
が深まりきった
状態
のこと。
三昧境
。
三昧場
(さんまいば)の略。
(接尾辞的に用いて)
※
名詞
または
形容動詞
の
語幹
に付く。
連濁
により、「ざんまい」となることが多い。
ともすると
そのような
傾向
になりやすいさまを表す。
「
馬鹿野郎
。
いい年
をしやあがって何だ。
孫
のような小
阿魔
(こあま)に
眼じり
を下げて、
あげくの果て
に
飛んでもねえ
刃物
三昧
をしやあがって……。
途方もねえ
色気ちげえだ。
人間
の胴っ腹へ
庖丁
を
突っ込ん
だ以上は、
鮪
を料理(りょう)ったのとはちっと
わけが違う
ぞ。さあ、
恐れ入っ
て
白状
しろ」(
岡本綺堂
『
半七捕物帳
』38 人形使い)
他のことを
顧み
ないほど、あることに
一心
になること。
熱中
。
没頭
。
世間
の
寝静まっ
た
ころ
、
芸術
三昧
の
境
に
ひたっ
ている
幸福
は
何もの
にも
代えら
れない
尊い
ものである。(
上村松園
『健康と仕事』)
他人
の
意見
を聞かず、
自分
の思いのままにすること。
誰
も、この
放蕩
三昧
の
禅僧
がそれからどうなったか、
知っ
ている者はない。(
芥川龍之介
『孤独地獄』)
世
の
所謂る
成上
者が、
金力
と
権力
を真向にかざし、
我儘
三昧
を
やらかす
のを、
俺
は俺の舌の先で、
嘲弄
し
揶揄
するのだ。(
国枝史郎
『五右衛門と新左』)
語源
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サンスクリット
:
समाधि
(samādhi)の漢訳語。
音訳
としては他に、「
三摩地
」「
三摩提
」がある。
意訳
としては、「
定
」「
正受
」などがある。
類義語
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語義1
禅定
派生語
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三昧僧
三昧湯
三昧堂
三昧派