- (東京式) こーめーせーだい [kòómééséédáí] (平板型 – [0])
- IPA(?): [ko̞ːme̞ːse̞ːda̠i]
公 明 正 大(こうめいせいだい)
- 公平無私でやましくなく、堂々としていて正しいこと。
- 一年なら一年に、得るところを計算してですね、朝廷へ何ほど、公卿へ何ほど、大小各藩へ何ほどというふうに、その額をきめて、公明正大な分配をして来たら、上御一人から下は諸藩の臣下にまでよろこばれて、これほど全国に不平の声は起こらなかったかもしれない。(島崎藤村『夜明け前』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
公明正大だろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
公明正大だった |
連用形 + た
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否定形 |
公明正大でない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
公明正大になる |
連用形 + なる
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言い切り |
公明正大だ |
終止形のみ
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名詞化 |
公明正大なこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
公明正大ならば |
仮定形 + ば
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様態 |
公明正大そうだ |
語幹 + そうだ
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公 明 正 大 (gōngmíngzhèngdà)
- 公正にして無私であること。