嚆矢 (こうし)
- 鏑矢。
- (会戦において鏑矢を互いに放って戦を始めたことから転じて)物事の始まり。
- 「それでキリスト教の演説会で演説者が腰を掛けて話をするのはたぶんこの講師が嚆矢であるかも知れない」(内村鑑三『後世への最大遺物』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
嚆矢しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
嚆矢せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
嚆矢される |
未然形 + れる
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丁寧 |
嚆矢します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
嚆矢した |
連用形 + た
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言い切り |
嚆矢する |
終止形のみ
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名詞化 |
嚆矢すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
嚆矢すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
嚆矢しろ 嚆矢せよ |
命令形のみ
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