意気消沈(いきしょうちん)
- 元気をなくしてがっかりしている様子。意気込みが衰えて、しょげていること。「消沈」は「銷沈」とも書く。
- 終戦二年目の八月といえば、日本カイビャク以来これほど意気消沈していたことは例がない。と云うのは、その年の七月に、料理飲食店禁止令というものがでゝ、一切の飲みもの食べものの営業がバッタリと杜絶した。(坂口安吾 『肝臓先生』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
意気消沈しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
意気消沈せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
意気消沈される |
未然形 + れる
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丁寧 |
意気消沈します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
意気消沈した |
連用形 + た
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言い切り |
意気消沈する |
終止形のみ
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名詞化 |
意気消沈すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
意気消沈すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
意気消沈しろ 意気消沈せよ |
命令形のみ
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