染指
日本語
編集名詞
編集由来
編集『春秋左氏伝・宣公四年』の以下の記事より。なお、この部分は『食指が動く#由来』の続きである。
- 相視而笑、公問之、子家以告、及食大夫黿、召子公而弗與也、子公怒、染指於鼎、嘗之而出、公怒、欲殺子公
現代語訳
- (公子宋が言った通りであったので、と公子宋と側近の子家は、)顔を見合わせて笑った。霊公はどうして笑ったのかと尋ねると子家が事情を話した。それを聞いた霊公は、大夫たち客人にすっぽんを振る舞う段になって、(この予想を外してやろうとの気持ちがあって)公子宋にはすっぽんを与えなかった。公子宋は怒って、鼎に指を突っ込んで、舐めて出ていった。霊公は怒って公子宋を殺そうとした。
動詞
編集活用と結合例
中国語
編集動詞
編集- 味見をするために、料理に指をつける。料理に指をつけ味見する。
- 権利もないのに、あることから利益を得ようとする。
- (比喩)不当な利益を得るために介入する。