漢字 編集

字源 編集

意義 編集

  1. 果実
  2. 中心となる小さい物体
  3. 原子の中心となる小さい物体。原子核原子力

日本語 編集

名詞 編集

(かく)

  1. ものごとの中心となるもの。
  2. 《物理学》原子核
  3. 《化学》相転移の開始点となるもの。結晶化の場合は結晶核という。
  4. 《化学》環式有機化合物の骨格部分。ベンゼン環(ベンゼン核)など。
  5. 《生物学》真核細胞細胞核
  6. 《生物学》内果皮が硬化し、種子本体を保護するようになったもの。「さね」とも。
  7. 《地球科学》天体中心核
  8. 真珠養殖で、母貝に入れる
  9. 核兵器の略。
  10. (線型代数学) ベクトル空間 VW線型写像 f: VWゼロベクトル 0 について、{vV | f(v) = 0} で定義される V の部分空間。身近な例としては、右辺を全て零とする連立一次方程式 Ax = 0 を満たす全ての解。
  11. (代数学) GG′準同型写像 f: GG′単位元 e について、{aG | f(a) = e} で定義される G正規部分群
  12. 《日本語学》アクセント核

類義語 編集

用法 編集

  • (語義10、11)与えられた線型写像や準同型写像 f に対する核を、記号では Ker(f) や Ker f などと表す。

翻訳 編集

熟語 編集

中国語 編集

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名詞 編集

  1. 果実たね
  2. 中心中核
  3. 原子核

  1. 果実の種。

熟語 編集

朝鮮語 編集

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名詞 編集

  1. (日本語に同じ)核

熟語 編集

ベトナム語 編集

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コード等 編集

点字 編集