thimbũ
キクユ語
編集- IPA: /ðí(ː)mbǒꜜ/
- Armstrong (1940:262) によると前に nĩ を置いて Nĩ thimbũ.「杖である。」と言い切る場合は nĩ を含めて「3、2、1かつ昇」、前に ti を置いて Ti thimbũ.「杖ではない。」と言い切る場合は ti を含めて「2、2、1かつ昇」となる。Armstrong (1940) では ðiimbo として見え、この名詞を代表例とした mũcuuha、kĩratũ、itũũra、thani、gĩthitũ などと同じ「ðiimboクラス」という声調クラスに分類されている[1]。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス8」で、他に同クラスの2音節語幹語には matũũra、thani、kiuga などがある[2]。
- 〔キアンブ方言〕
名詞
編集thimbũ クラス9/10(複数: thimbũ)
参照
編集脚注
編集- ↑ Armstrong, Lilias E. (1940). The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu. Rep. 1967. (Also in 2018 by Routledge).
- ↑ Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ 湯川, 恭敏「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。