gĩthitũ

キクユ語

異表記・別形

• gĩthiitũ

発音^(?)

• IPA: /ɣèðíːtǒꜜ/

この i は長母音である。

Armstrong (1940:52,262) によると孤立形の声調パターンは最も低い音節を1とすると「2、3、1かつ昇」であるが、前に nĩ を置いて Nĩ gĩthitũ.「護符である。」と言い切る場合は nĩ を含めて「3、3、2、1かつ昇」、前に ti を置いて Ti gĩthitũ.「護符ではない。」と言い切る場合は ti を含めて「2、2、2、1かつ昇」となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる。Armstrong (1940) では thimbũ を始めとした mũcuuha、kĩratũ、itũũra、thani などと同じ「ðiimboクラス」という声調クラスに分類されている。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス8」で、他に同クラスの2音節語幹語には matũũra、thani、kiuga などがある。

• 〔キアンブ方言〕

• 〔リムル方言〕湯川 (1981) では mũcura、mwera、rĩera、gĩathĩ、ndira、buubu、thani、kagogo、mũbira、kĩĩgamba、kĩĩhindiĩ などと同じ「高低II型」アクセントの名詞と分類されている。

名詞

gĩthitũ クラス7（複数: ithitũ）

1. お守り。護符。