古典日本語「あづかる」
- あ↗ずか↘る
- ↗あずかる
あずかる【預かる】
- 金品・身柄を引き受けて保管・世話をする。
- 物事の管理・運営を任される。
- 勝負・紛争の決着を引き受ける。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
あずからない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
あずかろう |
未然形音便 + う
|
丁寧 |
あずかります |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
あずかった |
連用形音便 + た
|
言い切り |
あずかる |
終止形のみ
|
名詞化 |
あずかること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
あずかれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
あずかれ |
命令形のみ
|
あずかる【与る・参る・間る・干る】
- 物事に関与する。
- (主に目上の人から)好意・恩恵などを受ける。していただく。
- ただいまご紹介にあずかりました山田でございます。
- お招きにあずかる。ご相伴にあずかる。おこぼれにあずかる。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
あずからない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
あずかろう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
あずかります |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
あずかった |
連用形音便 + た
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言い切り |
あずかる |
終止形のみ
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名詞化 |
あずかること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
あずかれば |
仮定形 + ば
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命令 |
あずかれ |
命令形のみ
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