日本語編集

語源編集

古典日本語 「かかぐ」 < 「かきあぐ」 < 接頭辞「かき」 + 「あぐ」(上ぐ)

動詞編集

かかげるげる】

  1. (他動詞) 人目に付くように高く上げる
    • そこで口上看板を仮名垣魯文先生に頼み、立派な枠を附け、花を周囲に飾って高く掲げました。(高村光雲「幕末維新懐古談」)〔1929年〕[1]
  2. (他動詞) 新聞雑誌書いて載せる
    • 最後に一言付け加えておきたいことは、私は日本の現今の探偵小説雑誌を読んでいないから分からぬが、かかる雑誌において、探偵に関した事項についての考え問題を掲げて、読者に考えてもらうようにしたいことである。(小酒井不木「科学的研究と探偵小説」)〔1922年〕[2]
  3. (他動詞) 主義方針などを示す
    • 我々、労働者・農民は「ソヴェト同盟を守れ」というスローガンを掲げて闘っている。(宮本百合子「労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」)〔1932年〕[3]

活用編集

発音(?)編集

か↗かげる

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  1. 青空文庫(2007年2月15日作成)(底本:「幕末維新懐古談」岩波文庫、岩波書店、1995年1月17日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000270/files/46843_26168.html 2019年8月10日参照。
  2. 青空文庫(2010年8月12日作成、2011年4月30日修正)(底本:「小酒井不木探偵小説選 〔論創ミステリ叢書8〕」論創社、2004年7月25日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000262/files/48082_40193.html 2019年8月10日参照。
  3. 青空文庫(2003年5月26日作成)(底本:「宮本百合子全集 第十四巻」新日本出版社、1986年3月20日第5刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3149_10781.html 2019年8月10日参照。