日本語

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語源

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動詞

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かまけるける】

  1. 関わり合う、かまう。特に、小事に関わり合って、大事なことを等閑にする。
    • 米をきまつて運んで行く一人は、「此間なんか、つい自分の忙しいのにかまけて、二三日米を持つて行くのを忘れてゐて、あわてて持つて行くと、もうには米は一粒も残つてゐない。あの和尚め、一日二日米を食はずにゐたと見える。」(田山花袋『ある僧の奇蹟』)
    • 身狭刀自(むさのとじ)自身のうちにも、もだもだと咽喉につまった物のある感じが、残らずには居なかった。そうして、そんなことにかまけることなく、何の訣(わけ)やら知れぬが、一心に糸を績み、機を織って居る育ての姫が、いとおしくてたまらぬのであった。(折口信夫『死者の書』)
  2. (古用法) 心を動かす。感心する。

活用

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