感
漢字編集
感
字源編集
意義編集
語源編集
日本語編集
発音編集
名詞編集
感
- (カン)物事を見たり聞いたりして心が動くこと。
- (カン)自らの意思に関わらず、自然と認識されること又はそのような認識。
- この点においてこの映画の創作者ルーバン・マムーリアンは一つの道楽をしてひとりで悦に入っている感がある。(寺田寅彦 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』)
接尾辞編集
感(かん)
- 先行する語をしたときに抱く感情・心の感じ。
- 達成感。満足感。失望感。
- 先行する語に厳密・断定的なものではなくざっくり・大まかなものである意を付け加える。
- 2010年、野田佳彦、第176回国会衆議院[3]
- 規模感としては、委員御指摘のとおり約五兆円ということで、野党も含めていろいろ御提案をいただいた、その提案と遜色のない規模だと思っています。
- 2016年、河野正美、第192回国会衆議院[4]
- 本日は、本当にお忙しい中、また、厚生労働委員会、なかなかスケジュール感が決まらない中で、五人の参考人の方、お越しいただきまして、ありがとうございます。
- 2022年、金村龍那、第208回国会衆議院[5]
- 経産省が昨年いわゆる補正予算を組んだ創薬ベンチャーに対する予算、毎年五百億を十年間、五千億使うと。大体、製薬と創薬って、予算感でいうと十対一と言われているんですね。
- 2010年、野田佳彦、第176回国会衆議院[3]
派生語編集
手書きの字形について編集
- 戦後の学校教育では、上記筆順画像の上から1番目と2番目で教えられているが、3番目、4番目の字形で書いてもよい[6]。そうした場合、運筆上構成要素「心」の書く順番が変わることに注意。
熟語編集
中国語編集
熟語編集
朝鮮語編集
- ハングル: 감
- 音訓読み: 느낄 감
- 文化観光部2000年式: gam
- マッキューン=ライシャワー式: kam
- イェール式: kam
熟語: 朝鮮語編集
ベトナム語編集
動詞編集
- 感じる。
コード等編集
- Unicode
- 16進: 611F
感
- 10進: 24863
感
- 16進: 611F
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 53330
- 倉頡入力法 : 戈口心 (IRP)
点字編集
脚注編集
- ↑ 『筆順と字形のポイント』(永田光風 光村教育図書 1979)
- ↑ 『筆順と字形のポイント』(永田光風 光村教育図書 1979)
- ↑ 「第176回国会 衆議院 予算委員会 第9号 平成22年11月15日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/117605261X00920101115/7 2023年2月19日参照
- ↑ 「第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号 平成28年11月25日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/119204260X00920161125/77 2023年2月19日参照
- ↑ 「第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号 令和4年4月13日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/120804260X01320220413/165 2023年2月19日参照
- ↑ 『国語問題問答』第5集 p.13(文部省 1957)